艪驕@Moon−flower(Calonyction Bona−nox Bojer[#「Bojer」は斜体])で、これは夕顔の名を冐しているが、その正しい称えは夜顔(田中芳男《たなかよしお》氏命名)である。そして本当の夕顔は瓜類の夕顔(Lagenaria leucantha Rusby[#「Rusby」は斜体] var. clavata Makino[#「Makino」は斜体])で、これは昔からいう正真正銘のユウガオである。ここに四つの顔が揃った。すなわち朝顔、昼顔、夕顔、夜顔である。これを歌にすれば「四つの顔揃えて見れば立優る、顔はいづれぞ四つのその顔」
古えより我国の学者はコヒルガオをヒルガオとし、ヒルガオをオオヒルガオと呼んでいるが、私の考えはこれと正反対で、右のヒルガオをコヒルガオとし、オオヒルガオをヒルガオと認定している。それはそうするのが実際的であり自然的であり、また鑑賞的であって、したがって先人の見解が間違っているとみるからである。
なぜ昔からの日本の学者達は、その花が爽かで明るく、その大きさが適応で大ならず小ならず、その観た姿がすこぶる眼に快よいヒルガオの花が郊外で
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