激~ー朝歴代の埃及王《ファラオ》やオシリス・マアアト等の諸神、それにセバウ・ナアウの蛇鬼神《だきじん》までも両枠に彫り込んである――クテシビウス型を始めに、五世紀|柔然《アヴァール》族([#ここから割り注]西域の民族。六世紀の末突厥人のためにカウカサスに逐い込まる[#ここで割り注終わり])の椀形刻計儀に至るまでの、十数種があった。それから、ホーヘンシュタウフェン家の祖フレデリック・フォン・ビュレンの紋章が刻まれている、稀《めず》らしいディアボロ形の砂漏《さろう》などが注目されたけれども、油時計や火繩時計のように中世|西班牙《イスパニア》で跡を絶ったものには、ピヤリ・パシャ([#ここから割り注]一五七一年ヴェネチア共和国とレヴァントで海戦を演じたスルタンの婿[#ここで割り注終わり])からの戦獲品や、仏蘭西《フランス》旧教徒の首領ギーズ公アンリー([#ここから割り注]聖バーセルミュウ祭の当日新教徒を虐殺した人物[#ここで割り注終わり])から献上したもの等が眼に止った。なお、重錘初期以来のものは二十にあまるけれども、特に目立ったのは、巨大な海賊船《ヴァイキング・シップ》の横腹に、時計や七曜円
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