きな月が遍《あまね》く照らす芒野にさまよいいで、幼きころ都にて習いおぼえし月の歌の踊り。われを忘れて口ずさみつつ茜草踏んで踊る場面は、観る私もうっとりとして、われを忘れてしまった。
底本:「『たぬき汁』以後」つり人ノベルズ、つり人社
1993(平成5)年8月20日第1刷発行
※<>で示された編集部注は除きました。
入力:門田裕志
校正:松永正敏
2006年12月2日作成
青空文庫作成ファイル:
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