1−92−88]して成る酒。
迷麗耶―根莖花果等を※[#「酉+榲のつくり」、第3水準1−92−88]して成る酒。
己の根を掘る―己を亡ぼすを云ふ。
[#ここで字下げ終わり]
二四八 人よ、是の如く知れ、制御なきは惡なり、貪欲と非法とをして永く汝を苦しめ、損害せしむる勿れ。
二四九 人は所信に隨ひ所好に隨ひ施與す、人若し他人の(施せる)飮食に於て(我の得たるは或は少或は※[#「鹿/(鹿+鹿)」、第3水準1−94−76]なりと謂うて)羞恥を懷くときは晝も夜も彼は心の安定を得るに由なし。
二五〇 人若し此の(羞恥)を斷ち、根絶し、全く害するときは、晝も夜も彼は心の安定を得べし。
二五一 貪に比すべき火なく、瞋に比すべき執なく、癡に比すべき網なく、愛に比すべき河なし。
二五二 他の過失は見易けれど自の(過失は)見難し、他の過失は※[#「禾+康」、69−5]秕の如く簸※[#「風にょう+昜」、第3水準1−94−7]すれど、自の(過失)は狡猾なる博徒が不利の骰子の目を隱すが如くす。
二五三 人若し他人の過失を※[#「不/見」、第3水準1−91−88]め、常に輕侮すれば彼の心穢増長す、心穢盡を去るこ
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