いことを示すものではない。けだし、私共は、何らの他の証明をしないでも、直ちに次の二命題を立言することが出来るからである。
 多数の商品が与えられ[#「多数の商品が与えられ」に傍点]、これらの商品の中の一商品の量が交換者または所有者の一人または多数において変化しても[#「これらの商品の中の一商品の量が交換者または所有者の一人または多数において変化しても」に傍点]、稀少性が変化しないとすれば、この商品の価格は変化しない[#「稀少性が変化しないとすれば、この商品の価格は変化しない」に傍点]。
 すべての商品の利用と量とが交換者または所有者の一人または多数において変化しても[#「すべての商品の利用と量とが交換者または所有者の一人または多数において変化しても」に傍点]、稀少性の比に変化が無いとすれば[#「稀少性の比に変化が無いとすれば」に傍点]、これらの商品の価格は変化しない[#「これらの商品の価格は変化しない」に傍点]。
 一三八 これが均衡価格の変動の法則である。これを均衡価格成立の法則(第一三〇節)と結合すれば、経済学上需要供給の法則[#「需要供給の法則」は太字][#「需要供給の法則」は底
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