なる。その根は、m種の商品相互で表わした価格 m(m−1) 個と、相互に交換せられるm種の商品の交換合計量 m(m−1) 個である。需要方程式が与えられたとき、価格が数学的にいかに生じてくるかは、これによって明らかになった。証明が未だ残っているのは、このような理論的解法を与えられた交換問題は、実際においてもまた市場において自由競争の機構によって同様に解決せられるということである。この点ははなはだ重要である。だがこの証明をするに先立ち、交換者が多数の商品の所有者である場合を考察してみよう。この場合もまた、最大満足の定理で簡単に容易に取扱い得る一般的場合である。

 註一 しかしこの幾何学的解法を私は附録1、価格決定の幾何学的理論に示しておいた。
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    第十二章 多数の商品の間の交換の問題の数学的解法の一般的方式。商品の価格の成立の法則

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要目 一一七 多数の商品の所有者の一般の場合。一一八 交換量の均等の方程式、極大満足の方程式、部分的需要または供給の方程式。一一九、一二〇、一二一、一二二 供給が所有量に等しい条件、その結果。一二三 全部需要及
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