窒ndita," 1912, pp. 407−8.
註二 〔Antonelli: Le'on Walras, dans la Revue d'histoire des doctrines e'conomiques et sociales, 1910, p. 187.
註三 〔V. Pareto: Manuel d'e'conomie politique trad. de l'italien par Al. Bonnet, 1909. pp. 160, 247.
註四 T. N. Carver: The Distribution of Wealth, 1899, Preface.
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凡例
一 この書物は、〔Le'on Walras: Ele'ments d'e'conomie politique pure ou The'orie de la richesse sociale. Paris et Lausanne.〕 を、一九二六年版に拠って、訳出したものである。厳密に訳せば、書名は「純粋経済学要論――社会的富の理論」とせられねばならぬのではあるが、称呼上の簡便を期するため、単に「純粋経済学要論」としておいた。一九二六年版は、三箇所に加えられた僅少の修正を除けば、決定版として知られている第四版すなわち一九〇〇年版と異る所が無い。これらのうち、二箇所はワルラスが一九〇二年付の註をもって一九二六年版に断っているが(本訳書下巻、第三二六、三六二節)、他の一箇所は断ってない。しかしこの一箇所は旧版の当該部分をより容易に理解せしめようとしてなされた修正であって、重要な修正ではない。第八二節がこの部分である。
二 原著の叙述は、ほとんど全部条件法を用い、原著者がその主張にいかに謙譲であったかをよく示している。だが訳文には、必要な場合のほか、大部分直接法を用いることとした。
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レオン・ワルラスの略伝
レオン・ワルラス(〔Marie−Esprit−Le'on Walras〕)は、一八三四年十二月十六日、パリを西北に百|粁《キロメートル》ほど隔てるエヴルー(Evreux)の町に、オーギュスト・ワルラス(Antoine−Auguste Walras)を父として生れた。父オーギュスト(一八〇一―一八六六)は南仏のモン
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