ら》に窘《たしな》めるやうに
「おとつゝあは酩酊《よつぱら》つたつてそんなに顛倒《ぐれ》なけりやよかつぺなあ」と獨《ひと》り呟《つぶや》いた。
「云《ゆ》つて見《み》たのよ」勘次《かんじ》は態《わざ》と笑《わら》つて椀《わん》を膳《ぜん》へ置《お》いた。
「おつか樣等《さまら》もこつちへ來《こ》うな、一杯《いつぺえ》やれな」彼《かれ》は更《さら》に板《いた》の間《ま》の隅《すみ》の方《はう》に居《ゐ》る女房等《にようばうら》にいつた。
「ほんに仲間入《なかまいり》したらよかつぺ」内《うち》の女房《にようばう》もいつた。若《わか》い女房等《にようばうら》は仲間《なかま》には成《な》らなかつた。さうして唯《たゞ》笑《わら》つて居《ゐ》た。唄《うた》ひ騷《さわ》ぐ聲《こゑ》に凡《すべ》てが心《こゝろ》を奪《と》られて居《ゐ》ると
「汝《わ》りや梅《うめ》噛《かじ》つたんべ、學校《がつこ》の先生《せんせい》げ※[#「姉」の正字、「女+※[#第3水準1−85−57]のつくり」、213−12]《ねえ》訴《えつ》けてやつから、腹《はら》痛《いた》くつたつて我慢《がまん》してるもんだ」
 おつぎは眠《
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