そはやせ。蛙だにかくこそなけ。吾はもや小さ人。吾耳はかけ樋の小筒。そこなしにたまらぬかも。人言はとまらぬかも。しかれこそ知らずありけめ。小林に入りてみまくと。いり見まくよりしよらめや。逆生《さかなり》のをはやし。
賀擧子
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人の子をあげたるをよろこびてよめる
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鍬持つ手土につくまで。くさぎるや畠の殖蒜《うゑひる》。殖蒜のうらべにむすぶ。その玉に似てをあれし子。平らけく安くありこせ。父母のため。
うみ苧集(五)
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茸狩をよめる歌并短歌
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筑波嶺は面八つあれど。的面は杉深み谷。背面は笹深み谷。ひむがしは巖立つ峰と。峰の上は攀ぢても見ず。谷のへは探りても見ず。酒寄の青嶺が下を。和阪の吉阪と別きて。つどひくる少女男の。立ちならし小松が根ろに。茸狩るといそばひすもよ。秋の日をよみ。
短歌
少女子の小松が根ろに茸狩ると巖阪根阪踏みならすらし
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吾父ひとのことにかゝづらひて一たびは牢の内にもつながれけるが三とせになれどもことのうたがひははれず
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