[#「より」に傍点]富むであろうか、より[#「より」に傍点]貧しくなるであろうか? 確かにより[#「より」に傍点]富むであろう。けだし、その租税の支払以後にも、社会は、以前と同様に、八百万の純所得を有ち、それは量は増加したが価格は二〇対一九の比例で下落した貨物の購買に充てられるであろう。かくて啻に同一の課税が負担され得るのみならず、更にまたより[#「より」に傍点]大なる租税が負担され得、しかも人民大衆は便利品及び必要品の供給が改善され得るであろう。
 もし社会の純所得が、同一の貨幣課税を支払った以後にも以前と同じ大いさであり、そして土地保有者の階級が地代の下落によって一百万を失うとすれば、他の生産的階級は物価の下落にもかかわらず増加せる貨幣所得を得るに相違ない。資本家はこの際に二重に利得するであろう。彼自身及び彼れの家族によって消費される穀物や肉は価格が下落し、また彼れの僕婢や園丁やその他すべての種類の労働者の労賃もまた、下落するであろう。彼れの牛馬は費用がより[#「より」に傍点]かからなくなり、より[#「より」に傍点]少い出費で飼養されるであろう。粗生生産物がその価格の主要部分として
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