の永久的変動の正確な説明である。一貨物の価格が永久的に騰貴し得るのは、より[#「より」に傍点]多量の資本及び労働がそれを生産するに用いられねばならぬからか、または貨幣の価値が下落したからであり、これに反し、その価格が下落し得るのは、より[#「より」に傍点]少量の資本及び労働がそれを生産するに用いられるからであるか、または貨幣の価格が騰貴したからである。
そのいずれかでなければ[#「ば」は底本では「で」]ならぬこれら二つの中《うち》の後者すなわち貨幣価値の変動から生ずる変動は、同時にすべての貨物に対し共通である。しかし前者の原因から生ずる変動は、その生産に必要とされる労働が増減した特定の貨物に限られている。穀物の自由輸入を許すことにより、または農業における改良によって、粗生生産物は下落するであろう。しかしいかなる他の貨物も、その構成に参加した粗生生産物の真実価値または生産費の下落に比例して下落する以外には、影響されないであろう。
マルサス氏は、この原理を認めているのであるから、思うに、国内におけるすべての貨物の全貨幣価値は穀価の下落に正確に比例して下落しなければならない、と矛盾なしに
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