地によって、供給され得ることとなり、粗生生産物の価格は下落し、そして資本は土地から引去られるであろう(註一)。より[#「より」に傍点]劣等な質の新しい土地に対する需要、または既耕地の相対的肥沃度に変動を惹起す如きある原因を除けば、いかなるものも地代を騰貴せしめ得ない(註二)。農業及び分業における改良はすべての土地に共通である。それはその各々から得られる粗生生産物の絶対量を増加するが、しかしおそらくは、以前にそれらの間に存在していた相対的比例を多くは紊《みだ》しはしないであろう。
[#ここから2字下げ、折り返して3字下げ]
(註一)七三、七四頁を参照。[#第二章後ろから数えて三段落目のこと]
(註二)一定量の附加的資本が、何らの地代も支払われない新しい土地に用いられようと、または既に耕作されている土地に用いられようと、もし両者から取られる生産物が分量において正確に同一であるならば、粗生生産物の価格及び地代の騰貴に関する限りにおいては、同一の結果が随伴するであろう、ということは、あらゆる場合に述べる必要はないが、常に理解されていなければならぬ。五七頁を参照。[#第二章(二五)の最後の段落の
前へ
次へ
全691ページ中663ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
リカードウ デイヴィッド の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング