メリカでは人口は急速に増加するが、それは食物が低廉な価格で生産され得るからであり、豊富な供給が事前になされているからではない。ヨオロッパでは人口は比較的緩慢に増加するが、それは食物が低廉な価格で生産され得ないからである。通常の事態においては、すべての貨物に対する需要はその供給に先行する。もし穀物が需要者を出現せしめ得ないならば、それは製造品と同様に、その生産価格にまで下落するであろう、と言うことによって、マルサス氏は、すべての地代が吸収されてしまうということを意味し得ない。けだし彼は自ら正当にも、もしすべての地代を地主が抛棄しても穀価は下落せず、けだし、地代は高い価格の結果であって原因ではなく、そして何らの地代も支払わずかつそこで産する穀物はその価格によって労賃及び利潤を囘収するに過ぎないという一地質の耕地があるからである、ということを述べているからである。
次の章句において、マルサス氏は、富める進歩的な国における粗生生産物の価格騰貴の原因についての有能な説明を与えているが、そのあらゆる言葉に私は同意する。しかし私には、それは、彼れの地代に関する試論において彼が支持している命題のある
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