産物が市場で売れる価格が生産費を越す超過である。』また他の場所において曰く、『粗生生産物の高い価格の原因は三つであると言い得よう、――
『第一に、かつ主として、それによって、土地の上に用いられる人間の支持のために必要とされるよりもより[#「より」に傍点]多量の生活の必要品を、土壌が生産せしめられ得るという、土壌の性質。
『第二、それ自身に対する需要を作り出し、または生産された必要品の分量に比例して需要者数を出現せしめ得るという、生活の必要品に特有な性質。
『そして第三、最も肥沃な土地の比較的稀少性。』
穀物の高い価格を論ずるに当り、マルサス氏は明かに、一クヲタアまたは一ブッシェルについての価格を意味せずして、むしろ全生産物が売れる価格が、その生産費――『その生産費』なる語には常に労賃並びに利潤が含まれる、――を越す超過を意味している。一クヲタアにつき三|磅《ポンド》一〇シリングの穀物百五十クヲタアは、もし生産費が双方の場合において同一であるならば、四|磅《ポンド》の穀物一、〇〇〇クヲタアよりもより[#「より」に傍点]大なる地代を地主に与えるのであろう。
かくて高い価格は、かかる表現
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