限り、四〇シリングを超過する債務に対する支払においてそれを受入れぬであろうからである。一〇〇|磅《ポンド》の債務を支払うためには百のソヴァレイン金貨か一〇〇|磅《ポンド》に当る銀行券が必要であろうが、しかし、銀貨の流通額が余りに多い場合には、銀貨で一〇五|磅《ポンド》が必要とされるであろう。かくて銀貨の分量の過剰に対しては二つの抑制がある、その第一は、政府がより[#「より」に傍点]以上の鋳造を妨げるためにいつでもなし得る直接的妨げであり、第二に、いかなる利害の動機も、何人をしても銀を造幣局に持ち運ばせない――たとえ彼にそれが出来ても――であろうが、けだしそれが鋳造されるとしてもそれはその造幣価値では通用せず、単にその市場価値で通用するに過ぎないからである。
[#ここで字下げ終わり]
適度の造幣料に対しては多くの反対はあり得ず、より[#「より」に傍点]少額の支払をなすための通貨に対するものについては特にそうである。貨幣は一般に造幣料の全額だけ価値において高まり、従ってそれは、貨幣の量が過剰でない間は、それを支払う者に決して影響を与えない租税である。しかしながら、紙幣制度が設けられている
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