らざれば全然使用され得ないとしても、このことは真実である。しかし、もし資本の大部分が引去られ得るならば――明かに引去られ得たが――それが引去られるのは、それが元の処に留まらしめられるよりも、それから引去られる方がより[#「より」に傍点]多くの物を所有主に産出する場合に限られるであろう。それが引去られるのは、それが他の処で所有主にも公衆にもより[#「より」に傍点]生産的に使用され得る場合に限られるであろう。所有主は土地から引離し得ざる彼れの資本部分を抛棄することを肯《がえん》ずるが、けだし彼は、この資本部分を抛棄しない場合よりも、引去り得る部分をもって、より[#「より」に傍点]多くの価値とより[#「より」に傍点]多量の粗生生産物とを取得し得るからである。彼れの場合は、多くの費用を投じてその工場に機械を据附《すえつ》けたが、この機械が後に至って更に新発明によって非常に改良されたために、彼が製造した貨物の価値が著しく下落するに至った人の場合と、まさに同様である。彼が古い機械を抛棄し、そして古いもののすべての価値を失いながら[#「古いもののすべての価値を失いながら」に傍点]、より[#「より」に
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