閧烽ネおより[#「より」に傍点]速かに増加するであろうからである。
 遥かに文明の進んだ国の技術及び知識が導入された新植民地においては、資本はおそらく人間よりもより[#「より」に傍点]速かに増加する傾向を有つであろう。そしてもし労働者の欠乏がより[#「より」に傍点]人口稠密な国によって供給されないならば、この傾向は極めて著しく労働の価格を騰貴せしめるであろう。これらの国が人口稠密となり、そしてより[#「より」に傍点]悪い質の土地が耕作されるに至るに比例して、資本の増加への傾向は減少する、けだし現存の人口の欲望を満した後に残る剰余生産物は、必然的に、生産の容易さに、すなわち生産に使用される人数のより[#「より」に傍点]小なるに、比例しなければならぬからである。しからば、たとえ最も有利な事情の下においてはおそらく生産力は人口の増加力よりもなおより[#「より」に傍点]大であろうとはいえ、それは久しくそうではないであろう。けだし土地はその量が限られておりかつその質が異っているから、その上に用いられる資本全部が増加するごとに、生産率は減少するであろうが、しかし人口増加力は常に引続き同一であるから
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