に對する攻撃の鋭鋒を他に轉ぜしめむとするの權謀なりと雖も、亦自由黨の黨略としても時機を得たるものと謂ふ可し。
現内閣は自由黨と休戚を共にすると揚言したるに拘らず、其爲す所は、皆自由黨の初志と背馳したりき※[#白ゴマ、1−3−29]特に文官任用令を正して政黨員任官の門戸を遮斷したるは、自由黨の最も不快とする所なり※[#白ゴマ、1−3−29]何となれば是れ自由黨をして單に政府に盲從せしめ、無意義の提携を繼續せしむるの目的なればなり※[#白ゴマ、1−3−29]故に政權分配問題は[#「故に政權分配問題は」に白丸傍点]、自由黨の死活問題なり[#「自由黨の死活問題なり」に白丸傍点]※[#白ゴマ、1−3−29]たとひ今日星氏に依て唱へらるる事となしとするも[#「たとひ今日星氏に依て唱へらるる事となしとするも」に白丸傍点]、其早晩自由黨の大問題と爲るに至る可きは自然の數なり[#「其早晩自由黨の大問題と爲るに至る可きは自然の數なり」に白丸傍点]※[#白ゴマ、1−3−29]今や自由黨の現内閣に對する不平漸く長ずるを認むるに於て、星氏の機心敏慧なる、此黨情を利用して局面を一變せむとす※[#白ゴマ、1−3−
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