からざるを認識し」に白丸傍点]、而して閣下の晩節之れが爲めに大に負傷したるの事實をも認識するに於て[#「而して閣下の晩節之れが爲めに大に負傷したるの事實をも認識するに於て」に白丸傍点]、こゝに謹で閣下の處決を促がすの公開状を與へんとす[#「こゝに謹で閣下の處決を促がすの公開状を與へんとす」に白丸傍点]。
相公閣下、閣下は議會の盲從に依りて、既に二大宿題を解釋し得たり、一は第十三議會に於ける増租案にして、一は第十四議會に於ける衆議院議員選擧法なり、此二大宿題は共に前代内閣の持て餘ましたるものたりしに拘らず、閣下の内閣は終に能く議會の協贊を得たり、閣下の得意も亦想ふ可しと爲す、而も此れを以て、閣下の内閣極めて鞏固たるの證と信ぜば甚だ誤れり、况むや其の二大宿題の通過の如き、國家の利害より見れば、必ずしも喜ぶ可き成功なりと認む可からざるに於てをや、且つ閣下は内閣組織以來、前代未聞の政治的過失を行へり、顧ふに此の過失は半ば受動的行爲に出で[#「顧ふに此の過失は半ば受動的行爲に出で」に傍点]、閣下の本意に非るもの多からむ[#「閣下の本意に非るもの多からむ」に傍点]、凡そ人を殺すは罪惡なれども[#
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