も决して本黨を去らずと斷言せり。則ち其の辭職なるものは唯だ形式的退隱たるに止まり[#「則ち其の辭職なるものは唯だ形式的退隱たるに止まり」に白丸傍点]、伯の猶ほ間接にも直接にも本黨との關係を絶つの意なきや無論なるべし[#「伯の猶ほ間接にも直接にも本黨との關係を絶つの意なきや無論なるべし」に白丸傍点]。且つ伯が政治を生命と爲し[#「且つ伯が政治を生命と爲し」に白丸傍点]、總理を辭すとも决して政治的活動を中止せずと言明したるを見れば[#「總理を辭すとも决して政治的活動を中止せずと言明したるを見れば」に白丸傍点]、伯の辭職を求むる理由は殆ど解すべからず[#「伯の辭職を求むる理由は殆ど解すべからず」に白丸傍点]。伯は本黨に總理たるも總理たらざるも舊に仍りて政治的活動を繼續せむとす。知らず本黨總理として正々堂々政治的活動を繼續するの何故に本黨に利あらずとするか。此の點よりいへば伯は無意義の辭職を申出でて[#「伯は無意義の辭職を申出でて」に白三角傍点]、徒らに黨員の感情を惑亂せしめたるに似たるも[#「徒らに黨員の感情を惑亂せしめたるに似たるも」に白三角傍点]、實は伯の心奧に感慨自ら禁ぜざるものあり[
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