ら決心をせねばならぬ。が、それはやがて毛布の中で乾いてしまふだらう。嘗て「にんじん」であつた時のやうに。
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 ジュウル・ルナアルの日記は、ここで終つてゐる。(一九三五・一)



底本:「岸田國士全集22」岩波書店
   1990(平成2)年10月8日発行
底本の親本:「時・処・人」人文書院
   1936(昭和11)年11月15日発行
初出:「大阪朝日新聞」
   1935(昭和10)年1月12、15、16日
※初出時の題は「日記をつける(一)」「心の裏と表――日記をつける(二)」「真実の放言――(三)ジユウル・ルナアルの日記」。
入力:tatsuki
校正:門田裕志
2009年9月5日作成
青空文庫作成ファイル:
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