おいて行はれる以上、飽までも、国民の生活刷新に対する自覚と熱意にかゝつてゐるのであつて、私の望むところは、この盆暮の進物といふ習慣のよつて来るところが、必ず日本人の一般社会生活に対する認識と訓練の欠如にあることを知り、この点を協力して補足是正しなければならぬといふことである。
つまり「品物」や「金銭」を贈る代りに、なにを贈れば「義理」がすむかといふことである。
底本:「岸田國士全集24」岩波書店
1991(平成3)年3月8日発行
底本の親本:「河北新報(夕刊)」
1939(昭和14)年6月23日
初出:「河北新報(夕刊)」
1939(昭和14)年6月23日
入力:tatsuki
校正:門田裕志
2009年11月12日作成
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