は、次の如きものである、――
『清潔にたいして注意した結果、疫病《ペスト》はついに完全にロンドンから駆逐されたように思われる。しかし、疾病流行季や伝染病をさえ生ずる第二次原因のうちには、密集せる人口と不健全な不十分な食物を数えるべきであるというのは、あり得べからざることではない。私は、プライス博士が、英蘭《イングランド》及びウェイルズの人口に関する論争の追記に対する註の一つに抜萃している、ジュウスミルヒ氏の表の若干を眺めて、こういうことを云う気になったのである。それは極めて正確なものと考えられている。そしてもし、かくの如き表が一般的であるならば、人口がある国において抑止されかつ生活資料以上の増加を阻止される各種の様式に、大きな光明を投ずることであろう。私は、表の一部を、プライス博士の説明と共に、抜萃することとする。
[#表(fig45455_12.png)入る]
『「注意。一七〇九年及び一七一〇年には流行病がこの国の住民二四七、七三三を奪い、一七三六年及び一七三七年には伝染病が流行し、これがまたもその増加を妨げた。」
『出生の埋葬に対する最大の比率は、大流行病後の五箇年間に現われていることを、注意し得よう。
[#表(fig45455_13.png)入る]
『「この場合には、非常に悪性の伝染病が一度も増加を阻止しなかったので、住民は五六年にしてほとんど倍加したことがわかるが、しかし最後の期間(一七五六年に至る)の直後の三箇年には疾病が非常に流行し、ために出生は一〇、二二九に低下し、埋葬は一五、〇六八に増加した。」
『この場合、住民の数は、彼らを健康に保つに必要な食物の備えよりも急速に、増加したのではなかろうか。人民大衆は、この仮定によれば、生活の困難が増大し、そして一軒に押込められる人数は増加することであろう。そしてこれが、三疾病流行年を生ぜしめた原因に属するというのは、確かにあり得ないことではない。たとえその国が、絶対的な意味で極度に密集し人口稠密になっていなくとも、これらの原因はかかる結果を生じ得よう。たとえ人口稀薄な国であっても、食物の生産が増加し家屋の建築が増加しないうちに人口増加が生ずるならば、人口はある程度余地と生活資料とに悩まなければならぬ。来る八年または十年間|英蘭《イングランド》における結婚が通常以上に多産的となるとすれば、または通常以上に多数の結婚
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