スはむしろ民族の箱(〔Vagina^ nationum〕)から出て来た。』Jornandes de Rebus Geticis, p. 83.
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 これより小さな妨げは疑いもなく共在したことであろう。しかし吾々は、ヨオロッパの北方の牧畜民の間では、戦争と飢饉とが、その人口を彼らの貧弱な生活資料の水準に抑止した主たる妨げである、と云って、間違いがないであろう。
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    第七章 近代牧畜民族における人口に対する妨げについて

 アジアの牧畜種族は、一定の住居を有たずに天幕と持ち運びの出来る小屋に住んでいるので、ヨオロッパの北方の牧畜民よりもいっそう土地との関係がうすい。生粋の韃靼人の故郷は野営であって土壌ではない。ある地域の牧草が尽きると、この種族は規則的に新らしい放牧地へと進んで行く。夏には北に進み、冬にはまたも南へ戻って来る。かくて彼らは最も平和な時に、戦争の最も困難な作業の一つに関する実際的な周知の知識を獲得する。かかる習慣は、これら放浪種族の間に移住及び征服の精神を普及せしめる強い傾向をもつであろう。掠奪の渇望、有力に過ぎる近隣者に対する恐
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