述は、一切のこれらの島々のうちで最も肥沃なものに関して吾々の蒙を啓くものである。そして伝道航海記から見ると、パン果の実らない季節には、すべてのものが一時的欠乏に悩むのであることがわかる。マアクイサス諸島に属するオハイタフウにおいては、この欠乏が飢饉と化し、動物ですら食物の欠乏により死に瀕したのである。フレンドリ諸島の主島たるトンガタブウにおいては、豊富な食物を確保するために酋長が他の島にその住居を移し1)[#「1)」は縦中横、行右小書き]、そして時には多くの土人が欠乏に大いに苦しんだ2)[#「2)」は縦中横、行右小書き]。サンドウィッチ諸島においては、長期の旱魃が時に起り3)[#「3)」は縦中横、行右小書き]、豚と山芋はしばしば極めて少くなり4)[#「4)」は縦中横、行右小書き]、そして訪問者はオウタハイトの贅沢な気前のよさとは大いに異って、ひどい虐待を受けるのである。ニュウ・カレドニアでは住民は蜘蛛を食って生きており5)[#「5)」は縦中横、行右小書き]、そして時には、飢の欲求を鎮めるために、大きな滑石を食うまでに至るのである6)[#「6)」は縦中横、行右小書き]。
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