Mは生産の増加に導くものと信じている
(一〇六)第二の誤謬、穀物の貨幣価格がすべての他の貨物の価格を左右するという命題
(一〇七)第三の誤謬、奨励金の結果は貨幣価値の永久的低落を惹起すとす
(一〇八)第四の誤謬、農業者及び地方紳士は穀物の輸出奨励金によって利益は受けず他方製造業者はその生産品の輸出奨励金によって利益を受けるとす。さて製造業者及び農業者は同一の地位にありかつ利益を受けない。地方紳士は地代が存在するために利益を受けるであろう
(一〇九)問題全部をビウキャナン及びセイの意見に関聯して更に論ず
[#ここで字下げ終わり]
第二十三章 生産奨励金について
[#ここから1字下げ、折り返して6字下げ]
(一一〇)孤立国における穀物の生産奨励金を支払うべき基金が製造貨物に対し課せられた課税によって徴収される時における、その奨励金の影響。かかる事情の下においては資本の分配には何らの直接的変動も起らないであろう
(一一一)労働の労賃及び雇傭資本家に対する影響
(一一二)その生産に必要な労働量の変化を通じての穀物の価値の変動によって資本家の地位に齎される影響と、課税または奨励金の理由によるその
前へ
次へ
全691ページ中24ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
吉田 秀夫 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング