具の如き便宜品及び及び装飾品に対する欲望には、何らの限界もなく一定の境界もないように思われる。』かくて以前と同一の労働に対する需要があり、そして労賃は少しも下落しないように、私には思われたから、私は、労働階級は他の諸階級と等しく、機械の使用より起る貨物の価格の一般的下落による便益に、参加するものと考えたのである。
(一四〇)かかるものが私の意見であった。そしてそれは引続き、地主と資本家とに関する限りにおいては、変っていない。しかし私は今は、人間労働に対し機械を代えるのは、しばしば、労働者階級の利益に対し極めて有害であると確信している。
私の誤りは、社会の純所得が増加する時には常にその総所得もまた増加するという仮定に発したものであった。しかしながら、私は今は、地主と資本家とがその収入を得る一つの資金は増加するであろうが、しかるに労働階級が主として依存する他の資金は減少するであろう、と信ずべき理由を知る。従って、もし私が正しいならば、国の純収入を増加すると同一の原因が、同時に人口をして過剰ならしめ、そして労働者の境遇を悪化せしめるであろう、ということになるのである。
一資本家が二〇、〇〇〇|磅《ポンド》の価値の資本を用い、そして彼は農業者と必需品の製造業者との事業を共に営むものと、吾々は仮定しよう。吾々は更に、この資本の中《うち》七、〇〇〇|磅《ポンド》は、固定資本、すなわち建物、器具等に投ぜられ、そして残りの一三、〇〇〇|磅《ポンド》は流動資本として労働の支持に用いられるものと仮定しよう。また利潤は一〇%であり、従ってその資本家の資本は毎年その本来の能率状態に置かれて二、〇〇〇|磅《ポンド》の利潤を生むものと仮定しよう。
毎年この資本家は、一三、〇〇〇|磅《ポンド》の価値を有つ食物及び必要品を所有して操作を開始し、そのすべてを一年間に自分自身の労働者に同じ金額の貨幣に対して売り、そして同一期間内に、彼は労働者に同額の貨幣を労賃として支払う。かくてその年の終りには、彼らは一五、〇〇〇|磅《ポンド》の価値を有つ食物及び必要品を自己の所有に囘収し、その中《うち》二、〇〇〇|磅《ポンド》は自分で消費し、または彼れの快楽及び満足に最も合致するように処分する。これらの生産物が関する限りにおいて、その年の総生産物は一五、〇〇〇|磅《ポンド》であり、純生産物は二、〇〇〇|磅《ポ
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