であり、そしてその価値はその効用の尺度である。第二巻…………四頁。
七、自由に行われた交換は、吾々のいる時、所、及び社会状態において、人々が、交換される諸物に付与する価値を示す。…………四六六頁。
八、生産するということは、一物の効用を与えまたは増加せしめることによって、またかくして、その第一原因たる所の、それに対する需要を作り出すことによって、価値を創造することである。第二巻…………四八七頁。
九、効用が創造されて、一生産物が構成される。その結果たる交換価値は、この効用の尺度、行われた生産の尺度、たるに過ぎない。…………四九〇頁。
一〇、一特定国の人民が一生産物に見出す効用は、彼らがそれに対して与える価格による他に評価され得ない。…………五〇二頁。
一一、この価格は、その物が人々の判断において有する効用の尺度であり、彼らがそれを消費することから得る満足の尺度である、けだしもし、それが費さしめる価格で、彼らにより[#「より」に傍点]大なる満足を与える一効用を彼らが取得し得るならば、彼らはこの効用を消費することを択《えら》ばないであろうから。…………五〇六頁。
一二、ある人が彼の処分せんと欲する貨物と交換に直ちに取得し得る他のすべての貨物の分量は、常に、一つの争い得ない価値である。…………第二巻、四頁。
[#ここで字下げ終わり、ここで段組終わり]
もし生産費から生ずるもの以外に真実の高価ということがないならば(二、を見よ)、一貨物の生産費が増加しない場合に、いかにしてその価値は騰貴すると言えるか?(五、を見よ)、そしてそれは単に低廉な一貨物のより[#「より」に傍点]多くと、その生産費が減少した一貨物のより[#「より」に傍点]多くと、それが交換されるからであるか? 私が一|封度《ポンド》の金に対し、一|封度《ポンド》の鉄に対して与える二、〇〇〇倍の毛織布を与える時には、このことは、私が鉄に付与する効用の二、〇〇〇倍を金に付与することを証明するか? 確かに否。このことは、セイ氏が認めている如くに(四、を見よ)、単に金の生産費が鉄の生産費の二、〇〇〇倍なることを証明するに過ぎない。もしこの二金属の生産費が同一であるならば、私は両者に対して同一の価格を与えるであろう。しかしもし効用が価値の尺度であるならば、おそらく私は鉄に対してより[#「より」に傍点]多くを与えるであろう。
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