る。高い死亡率はおそらく、部分的には土地が自然的に湿地であり多数の運河があるからなのであり、また部分的には非常に多数の人間が坐業に従事しており健康的な農業に従事するものは非常に少いからなのである。
 これらのオランダの村と極めて興味ある著しい対象をなし、この問題の例解に役立つ事例は、ノルウェイの状態について前に述べたところから想い出されるであろう。ノルウェイでは、死亡率は四八分の一、結婚は一三〇分の一である。オランダの村では、死亡率は二三分の一、結婚は六四分の一である。結婚においても死亡においてもその差は倍以上である。両者はその相対的比率を極めて正確に維持しており、そして死亡と結婚とがいかに相互に依存し合うものであるかを示し、また一国の農業が突如として躍進したために生活資料が増加される場合の外は結婚の増加は死亡率の増大を伴わなければならず、その反対もまた真実であることを、示すものである。
 ロシアでは、この種の農業の突如たる躍進が、著しい程度に生じてきている。従って死亡率は極めて低いのに、結婚の比率はそうではない。しかし、ロシアの人口の躍進するにつれ、結婚の比率が依然として現状に止る
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