もし吾々が、単に、主として、結果に関係なく慎慮的な思慮から結婚を延期するという意味の、一般的名辞のみを考えるならば、これは、かかる見解からして、近代ヨオロッパにおいて人口を生活資料の水準に抑止する妨げのうちで、最も有力なものと考え得よう。
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 1)[#「1)」は縦中横] 読者は私がこの語を狭い意味に用いていることを想起せられたい。(訳註――この註は第三版より現わる。ただし第五版に用語上の訂正がある。)
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底本:「各版對照 マルサス 人口論2[#「2」はローマ数字、1−13−22]」春秋社
   1949(昭和24)年1月10日初版発行
※「旧字、旧仮名で書かれた作品を、現代表記にあらためる際の作業指針」に基づいて、底本の表記をあらためました。
その際、以下の置き換えをおこないました。
「敢て→あえて 恰かも→あたかも 普く→あまねく 予め→あらかじめ 凡ゆる→あらゆる 或る、或→ある 雖も→いえども 如何→いか 幾何→いくら 聊か→いささか 何れ→いずれ 何時→いつ 一層→いっそう 一杯→いっぱい 苟くも→いやしくも 愈々→いよいよ 
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