上に多産的であると考えられている。しかしこの比率からはかかる推論は正当に下し得ないのであり、この比率はおそらく、単に、市内で生れたものでないものの結婚が余り行われず、近隣の村で結婚式を挙げる習慣のあることにより、生ずるものである。パリでは総人口に比例して少数の結婚しか行われぬこと2)[#「2)」は縦中横、行右小書き]、及びパリ周辺の村では通常以上の結婚が行われる事実が、この仮定を確証するように思われる。
[#ここから3字下げ]
『1)[#「1)」は縦中横] 〔Sussmilch's Go:ttliche Ordnung, vol. i. c. v. s. lxxxv. p. 174.
『2)[#「2)」は縦中横] パリでは、年結婚の総人口に対する比率は、ジュウスミルヒによれば、一対一三七であり、クロオメによれば、一対一六〇である。ジュネエヴではそれは、一対六四であり、そしてこの異常な結婚率は、確かに主として、他所者の大きな流入によるものである。年出生の年結婚に対する比率が新来者または移民退去によって大きな影響を蒙る場所では、いずれにしてもそれからは正確な推論はほとんど下し得ない。それは
前へ
次へ
全434ページ中352ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
マルサス トマス・ロバート の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング