フ大きな相違を生ずる上に、一部分与って力あることであろう。』)
[#ここで字下げ終わり]
以上の事例によって、記録簿により、結婚の出産性及び結婚まで生存する産児の比率を断定するために、前に設けた法則をどのように適用すべきかが、十分にわかるであろう。しかもなお、それは単に近似たるに過ぎず、正確なりとして信頼し得る諸結果を得るというよりはむしろ外見的困難を説明する目的をもつものに外ならないことを、忘れてはならない(訳註)。
[#ここから2字下げ]
〔訳註〕後半の『しかもなお』以下は、第六版のみに現わる。
[#ここで字下げ終わり]
再婚及び三婚についての修正がいかに重大な意義を有するかを考えなければならぬ。各結婚当りの出生を四とし、出生と死亡とが同数であると仮定すれば、一見したところ、かかる結果を生ずるためには、産児の正確に半数が結婚まで生存することが必要であると思われるであろう。しかしもし、再婚及び三婚を考えて六分の一を結婚から控除し、これを死亡数と比較するならば、比率は一対四・五分の四となるであろう。そして結婚まで生存する子供は半数ではなく四・五分の四の中《うち》の二だけあればよいと
前へ
次へ
全434ページ中321ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
マルサス トマス・ロバート の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング