れたのであった。しかもこの比率は、富みかつ人口稠密な国土としては全く異常なものである。それは一国の人口に毎年七九分の一を加え、そしてそれが継続するならば、本篇第十一章の第二表によれば、五十五年以下にして人口を倍加するであろう。
これは事の性質上永続的たり得ない倍加率である。それは、農業と工業との両者における、労働に対する需要の偉大なる増加並びに生産力の偉大なる増加に刺戟されて、生じたものである。これらは、人口の急速な増加に対し最も効果的な奨励をなす要素である。ここに生じた事実は、人口原理の適切な例証であり、そして大都市や工業や人民の漸次に獲得する富裕な贅沢な習慣にもかかわらず、もし一国の資源が急速な増加を許すならば、またもしこれらの資源が労働に対する需要の逓増をもたらす如くに好都合に分配されるならば、人口は必ずやそれと歩調を合わせて進むべきことの、証拠なのである。
一八二五年(訳註――本章の以下の部分は第六版のみに現わる。)
一八一七年に本書の最終版を刊行して後、第三囘の人口調査が行われたが、その結果は著しく吾々の注意に価するものである。
一八二一年の実測、及びリッ
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