タである。我国の一切の人口需要が十分に満たされていることほど明かなことはあり得ないのであるから、もしこれが低い出生率で実現されているとすれば、それは死亡率が極めて低いことの決定的な証拠であり、これは吾々が正当に誇ってよい特徴である。将来の調査によって、私が出生と埋葬の両者における脱漏を大きく見積り過ぎたことがわかれば、それは他の事情にして同一なる限り幸福と善政との最も確実な嘗試《しょうし》と私の考えるこの特徴が、私の想像していたよりも更に大きいということになって、この上もなく嬉しいことである。専制的な惨めなまたは自然的に不健康な国では、出生の総人口に対する比率は一般に極めて大きいことが見られるであろう(訳註)。
[#ここから2字下げ]
1)[#「1)」は縦中横] Tableau des Pertes, etc., c. ii. p. 16.
〔訳註〕第二版ではこの次に若干パラグラフがあったが、これは第三版以下では削除された。それは次の如くである、――
『都市と工業地域の教区からサア・F・M・イードゥンが得た計算の一つによれば、年出生の年結婚に対する比率は三対一である1)[#「1)」は
前へ
次へ
全434ページ中222ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
マルサス トマス・ロバート の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング