本書[#「本書」は底本では「本章」]第二篇第十一章の末尾にある第二表によれば、人口を約一〇八年に倍加せしめる増加率である。
 他方において、旧フランスの人口は、一八一三年に二八、七八六、九一一、一八二〇年には三〇、四五一、一八七で、この七年間の差すなわち人口増加は一、六六四、二七六であり、年平均増加は一九三、〇二六でなく、二三七、七三五である。そしてこの大きい方の年増加を七年間の中位人口と比較すると、一対一五六でなくて一対一二四となり、そしてこの増加率は人口を一〇八年ではなくて約八六年にして倍加せしめる率であって、これは一八二二年に終る六年間に出生及び死亡の報告中に大きな脱漏があるらしいことを示すものである。もし実際、この二つの人口実測が等しく真に近いとすれば、一八一七年以前の三年間に出生率の大きな差異が生じ得たと想像すべき理由はないから、フランスの記録簿は、我国のそれと同種類の――もっともその程度は同一ではないにせよ――訂正を必要とする。私は後章で英蘭《イングランド》及びウェイルズの出生の報告は六分の一、埋葬は一二分の一の脱漏があるものと想像した。これだけの訂正をフランスの報告に当て
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