ヘおそらくいささか強きに過ぎ、かつ物価の真の差異を十分に斟酌していないけれども、それにしても彼れの著書は至る所当時のフランスの労働階級の窮乏状態を示し、そして生活資料の限界を極めて緊密に圧迫している人口の圧迫を物語る記述に満ちているのである。
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1)[#「1)」は縦中横] Young's Travels in France, vol. i. p. 437.
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他方において、革命と国有地分割とによって、フランスの農民の状態が決定的に改善されたことは、普く認められているところである。この問題に言及するあらゆる著者は、一部分は耕作の拡張により、また一部分は軍隊の需要により、労働の価格が著しく騰貴したことを、認めている。プウシェの『統計学要論』には、食料品の価格がほとんど変らなかったのに普通労働は二〇スウから三〇スウに騰貴した、と述べてあり1)[#「1)」は縦中横、行右小書き]、バアベック氏はその最近の『フランス農業旅行記』Agricultural Tour in France の中で2)[#「2)」は縦中横、行右小書き]、食事抜きの労働の価格が
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