男子が著しく減少したという一般承認の事実によって、人々は当然に、人口は全体として減少したに違いない、と考えるに至るであろう。単に外見から判断しても、百人の成人に代えるに百人の子供をもってすることは、確かに、人口に関して同一の印象を与えないであろう。従って、第九年の人口実測が完了した時に、人口が全体として減少しなかったことがわかったとしても、私は少しも驚かないであろう。報告のあるものでは、『人民の間に拡がった一般的安易』及び『大土地所有の分割』が増加の原因であると述べられており、またほとんど全般に亙って、『早婚』及び『徴兵令を忌避するために増加した結婚』が特に指摘されている。
 農業状態に関しては、七八の報告のうち、六は進歩、一〇は退歩したと云い、七〇は一般に奨励を要すると云い、三二は『開拓の増加』を喞《かこ》ち、一二は『開拓の奨励』を要求している。報告の一つは、『最近莫大な土地が開墾され、農業に従事する者をもってしては処理し得ないほど仕事が殖《ふ》えた』と述べており、また他のものは、『久しい以前から行われる尨大な開拓』に論及しているが、これは最初のうちは成功と思われたが、まもなく耕作面
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