j[#「1)」は縦中横] De l'Administration des Finances, tom. i. c. ix. p. 255.
[#ここで字下げ終わり]
 なるほど十年経てば本来の未婚男子の一団の多くは兵役年齢を越すであろう。しかしこれは、彼らの結婚生活によって相殺され、また実に相殺されて余りあるであろう。五十歳の人間は一般に兵役年齢を過ぎたものと考えられるが、しかしもし彼が姙娠可能の女と結婚するならば、人口増加の上では決して無用ではないことを、最初から考慮に入れなければならぬ。そして事実上、毎年一五〇、〇〇〇の新兵の補充は、主として年々一八歳に達する三〇〇、〇〇〇の男子から取られ、従って年結婚数は多く未婚者の本来の一団の残留部分から供給されるであろう。四十歳五十歳の鰥夫や独身者は、通常の事態においては適当な配偶者を得るのが困難であろうが、このように夫が少い時にはこの困難もおそらく除去されるであろう。そして六〇〇、〇〇〇という人間がいなくなるので、もちろん年結婚数が非常に増加する余地が与えられるであろう。この増加は確かに起った。しからざれば独身を続けたはずの本来の独身者の一団
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