に結婚の許可を得るだけのものでは満足せず、更に家族扶養の資ともいうべきものを手に入れ得るまでは、引き続き働きつづけるであろう。
私は、スイスに滞在中、比較的小さな州については詳しいことを知り得なくて大いに失望したが、これは国が争乱の中にあったために出来なかったのである。しかしながら、これらの小さな州はたいてい牧場であるから、人民の異常な健康や予防的妨げの絶対的必要という点で、ヴォー州のアルプス地方の教区に非常に似ているに違いない、と考えるべきである。ただし通常以上の移住の習慣や工業の開始(訳註1)によって、これらの事情に変化を生じている場合は、別である1)[#「1)」は縦中横、行右小書き]。
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1)[#「1)」は縦中横] ジュネエヴのプレヴォ氏は、本書の飜訳で、綿工業の開始された小州グラヴィについて若干の報告を行っている。それによると、この工業は最初は極めて繁栄し、そして早婚の習慣と著しい人口増加とを生じたが、しかしその結果として労賃は極度に低廉となり、そして人口の四分の一は、衣食の道を慈善に求めるに至った。出生及び死亡の人口に対する比率は、ヴォー州における如
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