州の人口減退の証拠の全部を出生率に求めているのは、奇妙なことである。この比率は時期を異にし位置を異にするにつれて異るものではないと想像すべき十分の理由はない。レエザンとサン・セルジュとの二教区の出産性の著しい対照は、時間と事情との力が変化し得る原因に依存している。サン・セルジュでは成人に達する子供の数の比率が大きいところから見れば、その自然的健康性はレエザンのそれに比して遥かに劣るものではないことがわかる1)[#「1)」は縦中横、行右小書き]。その出生の死亡に対する比率は七対四であった2)[#「2)」は縦中横、行右小書き]。しかしその全住民数は一七一を越さなかったのであるから、この大きな出生超過が、過去二世紀の間、規則正しく人工に附加され得なかったことは、明かである。従ってそれは、近年この教区の農業または取引が急に増大したのによるか、または移住の習慣によるかの、いずれかによって起ったものに相違ない。私は後者の仮定が正しいと思う。そしてそれは、前述の成人の比率がより[#「より」に傍点]小である事実によって確証されるように思われる。この教区はユラ地方に位置を占め、パリからジュネエヴに至る大
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