ハの増大に伴い不断に流入してその数を増し、遂に農工業の一切の職業を占めてしまったので、市民は労働を売るという方法に出る路を全く遮断されていた。かかる事情の下においては、自由市民の数が減少したということは少しも驚くべきことではなく、むしろ大地主の外に自由市民が少しでも存在したことに驚嘆すべきであろう。そして事実上、多くのものは、奇妙な途方もない慣習、すなわち貧乏な町民に無償で多量の穀物を分配するという、この都市の奇妙な不自然な状態がおそらく要求したところの慣習がなかったならば、存在し得なかったであろう。アウグスツス時代に二十万人がこの分配を受けた。そしておそらく彼らの大部分は他に頼るべき物をほとんどもたなかったのである。それはあらゆる成年者に与えられたものと想像されるが、しかしその分量は一家族には足りず、一個人には多過ぎた1)[#「1)」は縦中横、行右小書き]。従ってそれは彼らをして増加し得せしめることは出来なかった。そして貧民の間の小児遺棄の習慣についてプルタアクが述べている様子から見ると2)[#「2)」は縦中横、行右小書き]、三児法[#「三児法」に傍点]があるにもかかわらず、多くのも
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