横、行右小書き]。しかしトルコ政府に伝統約な悪弊により、パシャとその配下は、ミリを破滅的租税たらしめる手段を発見しているのである。彼らはサルタンが設定した課税を根本的には改変することは出来ないけれども、幾多の変用を試み、これはその名こそなけれ事実増税たるの一切の結果を有つのである2)[#「2)」は縦中横、行右小書き]。ヴォルネエによれば、シリアにおいては、彼らは土地の大部分を自由にし得るので、その貸与には苛酷な条件をつけ、そして収穫高の二分の一、または時には三分の二を請求する。収穫が終ると、彼らは損失があるとこじつけ、そして自ら権力を握っているので、自己が適当と思うだけを奪い去る。不作の場合にも彼らはなお同一額を請求し、そして貧しい農民が所有しているあらゆる物を売却するを余儀なからしめる。これら不断の圧迫に加うるに更に無数の不時の搾取がある。時には全村が事実上のまたは想像上の罪過の故をもって貢納を課せられる。知事の交迭ごとに一方的にきめた贈物を取立てられ、牧草や大麦や麦稈《むぎわら》は知事の馬のために要求され、そして命令を執行する兵士が飢餓に瀕せる農民を犠牲として生活し得るよう手数料は
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