が程度において異るならば、その各々における増加率はもちろん全然異るであろう。従って吾々としては、物理的研究におけると同様の手順をとり、すなわちまず事実を観察し、次いで蒐集し得る最良の根拠に照してこれを説明する外はないのである。
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第十章 トルコ領及びペルシアにおける人口に対する妨げについて
トルコ領中のアジア方面において、人口に対する妨げ、及びその現在の減衰の原因を、族行家の記述から知ることは、困難ではなかろう。そしてトルコ人の生活様式は、ヨオロッパに住もうとアジアに住もうと、ほとんど違いはないのであるから、両者を別々に考察する必要はなかろう。
トルコにおける人口が、領土の面積に比較して低位にある根本的原因は、疑いもなく、政府の性質にある。その専制、その弱体、その悪法とこれが悪運用は、その結果たる財産の不安固と相俟って、農業の途上に大きな障害を与えるので、その結果として生活資料は必然的に年々減少し、それと共にもちろん人口も年々減少しつつある。ミリすなわちサルタンに支払う一般地租は、それ自身としては穏当なものである1)[#「1)」は縦中
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