候の中に暮していて、しばしば著しく増加し、ためにその多数はその郷土を去り新居住地を求めに行かざるを得ない。これらの地方のいずれかが人口過剰となり、これを処分しようとする時には、次の方法がとられた。まずそれは三組に分けられ、そのいずれも同数の貴族と平民、富者と貧者をもつようにされる。それから彼らは籤《くじ》を引き、籤に当った組は、故国を去って自己の運命の開拓に出掛け、残った二組に故郷の財産を享受すべきより[#「より」に傍点]多くの余地と自由とを残す。これらの移民がロウマ帝国を崩壊せしめたのである1)[#「1)」は縦中横、行右小書き]。』ギボンは、マキアヴェルはこれらの移民の規則的な協議的な方法を誇張しすぎている、と評している2)[#「2)」は縦中横、行右小書き]。しかし私は、おそらくは、彼はこの点について大きな誤りを犯していないし、その耕地を一年以上同一所有者が所有することを許さないという、ケイザルとタキトスの注目したゲルマン人の法律が出来たのは、過剰人口をこのようにして処分する必要が頻々と起ることを予見してのことであろう、と思うのである3)[#「3)」は縦中横、行右小書き]。ケイザルが
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