というものでもない。これこそ地上の道のように、初めから道があるのではないが、歩く人が多くなると初めて道が出来る。
[#地から3字上げ](一九二一年一月)



底本:「魯迅全集」改造社
   1932年(昭和7年)11月18日発行
※「旧字、旧仮名で書かれた作品を、現代表記にあらためる際の作業指針」に基づいて、底本の表記をあらためました。
その際、以下の置き換えをおこないました。
「彼奴→あいつ 貴郎→あなた 或→ある 所謂→いわゆる 薄ら→うすら 曽て→かつて 兼ね→かね かも知れない→かもしれない 屹度→きっと 切り→きり 位→ぐらい 呉れ→くれ 極く→ごく 此→この 此処→ここ 之れ→これ 宛ら→さながら 然し→しかし 随分→ずいぶん 是非→ぜひ 其→その 沢山→たくさん 慥か→たしか 只→ただ 忽ち→たちまち 多分→たぶん 丁度→ちょうど 一寸→ちょっと 就いて→ついて て置く→ておく て仕舞う→てしまう 尚お→なお 中々→なかなか 許り→ばかり 甚だ→はなはだ 外でもない→ほかでもない 先ず→まず 益々→ますます 又・亦→また 未だ→まだ 丸切り→まるきり 丸で→まるで 矢張り→やはり」
※底本は総ルビですが、一部を省きました。
入力:京都大学電子テクスト研究会入力班(加藤祐介)
校正:京都大学電子テクスト研究会校正班(大久保ゆう)
2004年3月21日作成
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
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