多くの人物、その関係、その関係をひろげて行く複雑な筋、さういふ大きな構成の中におのづと自己を見出し、思想の全部を語るべきものだ。
小説は、たかゞ商品ではないか。そして、商品に徹した魂のみが、又、小説は商品ではないと言ひきることもできるのである。
底本:「坂口安吾全集 05」筑摩書房
1998(平成10)年6月20日初版第1刷発行
底本の親本:「改造 第二八巻第四号」
1947(昭和22)年4月1日発行
初出:「改造 第二八巻第四号」
1947(昭和22)年4月1日発行
※新仮名によると思われるルビの拗音、促音は、小書きしました。
入力:tatsuki
校正:深津辰男・美智子
2009年4月20日作成
青空文庫作成ファイル:
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