行を認めた。

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 コゼット、私はお前を祝福する。私はここにちょっと説明しておきたい。お前の夫《おっと》が、私に去るべきものであることを教えてくれたのは、至当なことである。けれども、彼が信じていることのうちには少し誤りがある。しかしそれも彼が悪いのではない。彼はりっぱな人である。私が死んだ後も、常に彼をよく愛しなさい。ポンメルシー君、私の愛児を常に愛して下さい。コゼット、私はここに書き残しておく。これは私がお前に言いたいと思ってることである。私にまだ記憶の力が残っていたら、数字も出てくるであろうが、よく聞きなさい。あの金はまったくお前のものである。そのわけはこうである。白飾玉はノールウェーからき、黒飾玉はイギリスからき、黒ガラス玉はドイツから来る。飾り玉の方が軽くて貴《とうと》くて価も高い。その擬《まが》い玉はドイツでできるが、フランスでもできる。二寸四方の小さな鉄碪《かなしき》と鑞《ろう》を溶かすアルコールランプとがあればよい。その鑞は、以前は樹脂と油煙とで作られていて、一斤四フランもしていた。ところが私は漆《うるし》とテレビン油とで作ることを考え出した。価は
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