と困るからな。伯母《おば》さんもどう言うかわからないしね。お前は素裸になってる時の方が多いくらいだった。いつもそばについてたニコレットに聞いてみなさい、婦人を傍に置けたかどうか。それからまた医者もどう言うかわからない。きれいな娘は決して人の熱を下げてくれるものではないからな。だが、もうそれでいい、こんな話はやめよう。すっかりきまってる。でき上がってる。まとまってることなんだ。あの娘をもらうがいい。わしの意地悪さと言えばまあそんなものだ。ねえ、わしはな、お前からきらわれてるのを見て取って、こう考えた。『こいつが俺《おれ》を愛するようになるには、どうしたらいいかな。』そしてまたわしは考えた。『なるほど、コゼットが俺の手の中にある。コゼットを一つくれてやろう。そうしたら少しは俺を愛してくれるに違いない。あるいはまた、愛しない理由を言うに違いない。』ところがお前は、この爺《じい》さんがやかましく言い、大きな声を立て、反対をとなえ、その夜明けのような娘の上に杖《つえ》を振り上げることと、思っていたんだろう。だがそんなことをわしがするものか。コゼットも結構、恋も結構、わしはもうそれで十分だ。だから
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