h寨はジブー魔女のお茶だ。やあ、ガラス戸がきた。」
その一語に、働いてる者らは叫んだ。
「ガラス戸だと! そんな物をどうしようというんだ、チュベルキュール!([#ここから割り注]小僧めが[#ここで割り注終わり])」
「何だヘルキュール!([#ここから割り注]大僧めが[#ここで割り注終わり])」とガヴローシュは答え返した。「ガラス戸は防寨には素敵だ。攻めることはできるが、取ることはできねえ、壜《びん》の破片《かけら》が立ってる壁越しに林檎《りんご》を盗んだことがあるか。国民兵が防寨に上ろうとすりゃあ、ガラス戸で足の蹠《うら》を切っちまわあ。へん、ガラスという奴《やつ》は裏切り人だ。お前たちにはいい考えはねえんだな!」
また彼は、撃鉄のないピストルのことにいら立っていた。人ごとに尋ね回った。「銃をくれ! 銃がいるんだがな。なぜだれも俺《おれ》に銃をくれねえのか。」
「お前に銃だって!」とコンブフェールは言った。
「なに!」とガヴローシュは答え返した、「どうしていけねえんだ? 一八三〇年には、シャール十世と戦った時には、俺だって一つ持っていたんだぜ。」
アンジョーラは肩をそびやかした。
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