塔eールだった。
 グランテールは腰掛けを引きよせて食卓についた。
 ジブロットはグランテールを見て、食卓の上に葡萄酒の瓶を二本置いた。
 それで三本になったのである。
「君は二本とも飲むのか。」とレーグルはグランテールに尋ねた。
 グランテールは答えた。
「みんな感心だが、君だけは簡単だね。二本の瓶に驚く奴《やつ》があるか。」
 ふたりはまず食う方から先にし、グランテールは飲む方を先にした。一瓶の半ばはすぐ飲みつくされてしまった。
「君の胃袋には穴があいてるんだね。」とレーグルは言った。
「君の肱《ひじ》にも穴があるじゃないか。」とグランテールは言った。
 そしてコップの葡萄酒《ぶどうしゅ》を飲み干して彼は言い添えた。
「おい、弔辞のレーグル、君の服はずいぶん古いね。」
「古い方がいいさ。」とレーグルは言った。「だから僕と服との間は至ってうまくいくんだ。僕の癖をすべてのみこんでくれてるし、少しも僕の意に逆らわないし、僕のかっこうのとおりになり、僕の身振りによく従ってくれる。暖かな点でようやく服をつけてるなとわかるくらいなもんだ。古い服は古い友人と同じさ。」
「それは本当だ。」とジョリ
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